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コラム カーボンニュートラルにおけるIT活用の重要性、メリットを詳しく解説(3/4)~課題解決に必要なアプローチ~


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カーボンニュートラルを実現するには、CO2排出量の可視化が必要です。しかし、多くのグローバル企業では、サプライチェーン全体で排出量を算定・開示する際に、海外拠点特有の課題に直面しています。特に担当者からは「CO2排出量の算定方法がわからない」「どこから着手すればよいのか分からない」といった声が多く聞かれます。現地の人材不足に加え、Excelを用いたデータ管理が主流となっていることも課題の一因です。

本記事では課題解決のアプローチとして、カーボンニュートラルにおけるIT活用の重要性やメリットを4回に分けて解説します。特に初めて取り組む方や効率化を図りたい方に向けて、カーボンニュートラルへの方法をわかりやすく紹介します。

3. 課題解決に必要なアプローチ

課題解決に必要なアプローチ

カーボンニュートラルへの取り組みでは、CO2排出量の可視化や削減、代替・オフセットなど多岐にわたるプロセスが求められます。ITサービスを活用すれば、包括的に対応できます。

ITツールの効果的な活用

ITツールは、膨大なデータを効率的に収集・分析する際に役立ちます。ITツールを活用すれば、正確な情報をもとにした企業全体でのカーボンニュートラルの取り組み推進が可能となります。

クラウドベースのITツールなら、拠点ごとにバラバラに管理されているデータをクラウド上に集約し、一元管理できます。異なる単位や形式のデータを自動で統一や、ダッシュボードで可視化したデータをリアルタイムでモニタリングすることもできます。排出量が高い工程やエリアを分析・特定し、効率的な削減施策へと結びつけることができるのもITツールを活用するメリットです。

KDDIが提供する「工場IoT見える化ソリューション」は、工場内で稼働する設備や生産ラインの一次データをセンサーで自動収集し、クラウド上に転送することでリアルタイムな可視化を可能にします。一次データの収集だけでなく、レガシー運用によるミスや漏れを防ぎ、クラウドベースの一元管理とリアルタイムな分析による、正確な意思決定をサポートします。

くわえて、最新の排出係数やエネルギー使用データを自動更新する仕組みを構築すれば、手動による反映漏れや遅延を防止できるでしょう。

また、生産工場や各部門が統制を取り、正確なデータをリアルタイムで共有する仕組みは、部門間の連携を強化し、排出量の正確な把握と効果的な削減施策の実行を後押しします。

Excel管理の煩雑さだけでなく、データ取得・データ精度などの課題に悩む企業には「アスエネ」の活用をおすすめします。それぞれの詳細は、下記のページをご覧ください。

グローバル・現地の協力体制構築

グローバル企業が各国の拠点やサプライチェーン全体との緊密な協力体制を整えるためには、外部の専門家やコンサルタントの活用が効果的です。KDDIのGreen Digital Solutionは、CO2排出量の可視化から削減計画の立案、実行までワンストップでサポートできます。詳細は下記のページをご覧ください。
Green Digital Solution